竹ノ内 博幸

2020年2月24日1 分

0円の部品に10万円の運賃を払う会社さまのお話。

日本最大級のネット通販(EC)モール楽天が

一定の金額を購入すると送料無料になる

という方針を打ち出し話題になってますね。

消費者としては送料無料は魅力。

同じ商品が同じ値段なら

送料無料のサイトを選ぶのは当たり前。

ましてや千円の商品に1万円の運賃を払う

そんな人はいないでしょう。

ですが弊社はちょっと違います。

ある日、巨大な工場の研究室から

お荷物を預かりました。

縦横40センチ、高さ60センチ

くらいの段ボール箱。

中は見えませんが何かの部品。

それを助手席に乗せてベルトで止め

『絶対に横にしないで運んでほしい』

とのことでした。

お届け先は800キロほど離れた工場。

翌朝8時から試験がはじまり

それが終わったら廃棄するのだそうです。

つまりその部品の価値は0円。

その荷物の運賃は高速込みで

約10万円いただきました。

弊社の車は

『0円の部品に10万円の運賃を払う』

こういう会社さまにご利用いただいてます。

    20
    0