竹ノ内 博幸

2019年12月22日2 分

93%は こちらの話を聞いてない

朝倉千恵子さん著『まず、手を上げなさい!』

この本の中にも

インターネット、メール 手紙、電話、

そして直接会うことについて 書かれてます。

メールは早くて簡単ですが、影響が浅い。

手紙の方が印象に残る。

メールだと徐々にコミュ力が退化してゆくが

電話は説明力が必要なので効果は上。

確かに

人の声は文章の数千倍頭に残る

と言ってる人も見たことがあります。

その方はプロの声優を雇い

大事な本は朗読してもらって聴くそうです。

そして直接会うこと。

服装身なり、顔や態度もすべて見える。

どんなにメールの文章が素晴らしくても

本人がみすぼらしかったらどうでしょう。

ビジネスのスタートからエンディングまで

まったく会わないで済むならいいですが。

最近は『営業マンが不要な時代』

と言われていますね。

YouTubeなどでも

そういう話題をよく見かけます。

タレントの照英さんの

『雨が降っても、やりがふっても、

タライがふってきても会いに行く』

というあのCMが話題ですね。

『それ、古いです』というあれ。

人は一度に一社しか回れませんから

1対1の関係になる。

その点1つの動画をアップすれば

数百社・数千人が見る可能性がある。

デスクから営業できるなら

遠くまで行かなくていいし

相手の時間も拘束しなくていい。

だったらネットの方が効果的だろうと。

ぼくもそう思ってたでしょう。

もし朝倉千恵子さんのセミナーを

受講していなかったら。

ですが実際に回ってみると

そうとも言えない気がしてきます。

それはこちらが話すことより

相手の方の質問の方が多いからです。

『初対面の印象は6秒で決まる』

朝倉千恵子さんのセミナーで

冒頭に話された内容。

こういう話を聞くと

売るのは商品やサービスではなく

別の何かと思えてくるのです。

朝倉千恵子さんのセミナーでも出てましたが

初対面の相手の人の93%は

こちらの話を聞いてないそうです。

つまりお客さんは

こちらのしぐさや態度、服装など

を見ているのであって。

セールストークは

ほとんど聞いてない

ということになります。

商品やサービスを売るのではなく

『自分のスタイル』をアピールするのが営業

こういう考え方もあるのではないでしょうか。

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