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  • 執筆者の写真竹ノ内 博幸

運送会社さんを営業回りする理由。トラックドライバーはみんな仲間だと思ってるのです。

また営業回りで 長崎市を回らせてもらう予定です。


ここから30キロくらい離れてますが そんな距離は大したことありません。


庭の中です。


300キロでとなりの家 500キロでとなり町 800キロくらいでやっと長距離。


そんなイメージですから チャーター便と言うものは。


30キロくらいなら引き取りに伺います。


長崎市なら高速もありますし

1時間以内には伺えると思いますので。


それと一般貨物の運送会社さんにも 顔を出さしてもらってます。


知らない方は 『ライバルじゃないのか?』

と思うと思いますが。


軽トラックに回ってくる仕事も 元は大手の運送会社さんから ということも多いです。


大企業さんの仕事を大手運送会社さんが受け

地元の運送屋を集めて配車する

これはそれほど珍しくないのです。



また知り合いの知り合いの知り合いが 一般貨物の会社にいてそこから 話が回ってくるなんてことも多い。


ほんとに事故情報などは光の速さで伝わります。


あっという間です。



ある時、冷凍トラックが追突されて 後ろのドアが吹っ飛んだそうです。


以前から顔見知りだった運送会社の社長から 『ドライアイス手配して助けに行ってほしい』

と連絡がきまして。


こちらも近くの知り合いみんなに声かけて 助けに行ったのです。



冷凍トラックは事故現場近くの

修理工場までレッカー移動されてました。


走行するのも無理な状態。


見てみると確かに後ろのドアがない。


行先はスーパー各店。


後で場所を聞いたのですが

100キロくらい先もある。


まだまだ途中で

これから何店舗も届けないといけない。


冷凍の機械はブォンブォン回ってますが

当然そのままだと冷凍食品などが溶けてしまいます。



そこに行ってみると軽自動車がわんさか

隣の県からも来てました。


あっちこっちに連絡が行ったのでしょう。


そして買って行ったドライアイスを 軽トラックのドライバーに配ったのです。


わっせわっせと

一店舗ごとに荷物を積み替えて出発。


みんな知らない人でしたが みんなどこかの誰かとつながってるんですね。


そういうことがあって

一般貨物の運送会社の社長さんから ものすごく信頼されたということがありました。


その社長さんの知り合いが

ある大手運送会社の所長さんで。


後日そこからも仕事の依頼が来た

ということもあったり。



またある会社から

行方不明になった大型トラックを

探してほしいという要請がきたこともありました。


居眠りしてるならまだいいんですが ドライバーに持病があるらしく それで携帯に出れないのかもしれないと。


真夜中に高速のSAPAを見て回った ということもあったんですよ。



以前、大企業の生産ラインに関わる仕事に 入れてもらってたことがあります。


世界的に知られた会社の大工場。


こちらも大手運送会社さんが元受けで

地元のトラックを集めて配車している

という状態でした。


車が足りないのであらゆる運送会社に 声がかかってましたね。


中には300キロ離れたところから 助けに来ているトラックもいました。


その時はうちも知り合いに声かけました。


一番遠い人で100キロくらい 離れたところからきてくれましたよ。


普通なら配車手数料をもらうんですが

それはなし。


『場所的に不利な仕事は断ってもらっていい』

『もし未収金になったらこちらが全責任取る』 という条件で。


後日そのドライバーと会ったのですが

『いい仕事ありがとー!』とすごく喜んでました。



企業さんは業績を上げるため 生産ラインを増やしたい。


でもトラックはそう簡単に 増えるわけないですから。


そうなると一台当たりの負担が激増して それこそ事故の危険性も高くなる。




大企業と取引するということは その地域の力が試される総力戦。


いつもは競争していても いざとなったら助け合う そういう考えでいるのです。

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